きっかけは“おやつを心から楽しめていない“というちょっとした(でもおやつ好きにとっては大きな)課題でした。
創業メンバーは大のおやつ好き。でも、コンビニにおやつを買いに行っても、変わり映えしないラインナップ、裏面に表示されたできれば食べたくない原材料。
素焼きナッツをカリカリ食べながら、もっと美味しく楽しいおやつが手軽に手に入れば、と思う日々でした。3歳の娘におやつをねだられても、気持ちよくあげられないのも悩みでした。
他のメンバーも同じような悩みを抱えていました。「おやつが大好きだけど、一度からだを崩してから気持ちよく食べられるおやつが減ってしまった。」「海外に住んでいた時に普通に食べられたナチュラルなおやつが日本だとなかなか見つからない。」「とにかくおやつ好きだけど飽きっぽい。」
食のこだわり、味覚、嗜好、利用シーンは人によってさまざま。
でも、お店の販売スペースは限られているので”みんなに好かれる”お菓子ばかり。作ってからお店の棚に並んで、食べられるまでの時間が長いので保存料などを入れざるを得ない。
お店で手にとってもらうためにパッケージや広告にお金をかける必要がある。
メーカーとお客様が離れているので、どうしても一方通行のコミュニケーションになってしまう。調べてみるとそういった制約があることがわかりました。
そこでスナックミーは、そういった制約に縛られない(でもとてもチャレンジングな)取り組みをはじめました。
お店のように棚スペースが必要ないため、多くの種類のおやつを用意しつつ、毎月商品を入れ替えることで飽きのこないバラエティを確保。加えて、生産から発送までの時間を短縮することで、保存料や人工添加物を使わないことに。また、パッケージをポスト投函できるサイズにすることで、質の良いおやつを、できるだけ安価にお客様にお届けすることができるように。
さらに、よりおやつの時間を楽しくするために、テクノロジーを使って新しいおやつ体験を作り出すという取り組みをはじめました。テクノロジーをフル活用して、お客様ごとにお届けするおやつをシステムがセレクト。
それだけじゃなく、評価データやリクエストデータを活用して、お客様が本当に求めている商品の開発も。また、お客様と直接のつながることで、利用シーンやおやつの価値の提案をしたり、一緒におやつの商品開発をしたり、という取り組みも。
スナックミーはおやつメーカーではありません。テクノロジーを使って新しいおやつ体験をデザインする、新しいおやつブランドです。